百間滝

2016.06.19(Sun)

長野県木曽町にある「百間滝」

滝仲間とともに、御嶽山にある百間滝の1つに滝壺を目指して行ってきました。
訪問は、6月11日です。

<アクセス>
県道20号から県道473号に入り、更に白崩林道を進んで行くと、六合目中の湯駐車場があります。
ここに駐車し、中の湯温泉方面にある登山道に向かってスタートします。

<アプローチ>
無題
案内板のある登山道に入るとすぐ、御嶽山山頂方面と百間滝方面の分岐案内があり、それに従い左に入ります。
基本的に前半はひたすら下り、沢をいくつか越えた後の後半は、緩やかな登りになります。
標高を200m下げたあと150m上げるイメージで、ところどころ足場の悪いところもあるので注意は必要です。

駐車場から約1時間で廃屋となった百間滝小屋に到着します。
ちなみにここからは、木々の間から申し訳程度に見えるだけです。

その僅かなビューポイントには簡易的に虎ロープが張られていますが、ここに見える踏み跡が降下地点となります。
ここに廃道となった滝壺へのルートがあり、階段の名残を降りて行くと、ここから一気に梯子・ロープ・斜面のトラバースを経て約100mちょっと高度を下げます。

左岸の岩壁を背にしつつ少し進むと祠跡があり、ここを過ぎて間もなく、すぐ下に沢が見えますが、そのまま岩壁脇を伝って行けるところまで進みます。
ほどなく百間滝が見えたら崩落地点から脆い地盤のところを数メートル慎重に降りて沢に出て、あとは滝に向かって数十メートル進むだけです。
降下を始めてから40分弱、スタートからトータルで1時間40分ほどで滝直下に到達できます。

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滝前は開けていますが、崩落した岩も散乱し、爽快感と同時に、圧倒され畏怖の念を抱かずにはいられません。
滝は豪快な直瀑で落差約40mですが、周囲の絶壁と合わせた景観は迫力があります。

なお、足回りは基本的に登山靴で問題ないでしょう。滝前で自由に動きたければ沢に入る前提で。

(注意事項)
滝壺へのルートは、元々修験者の滝行用にある程度は整備されていたようですが、平成26年の木曽地域の豪雨後はかなり荒廃し、廃道と化しています。
また、平成27年の御嶽山噴火もあり、慣れた人であれば大丈夫とはいえ、危険を伴います。
地形を見れば分かりますが、急傾斜のところに作られたルートです。
何かあっても、それはすべて自己責任となることを留意してください。

ちなみに、前掲した百間滝小屋からは良く見えないという部分ですが、百間滝小屋から油木美林道に少し先に進むと、しっかり御嶽山を背にした雄大な光景を目にすることができます。
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更に少し進むと、大正滝、雄蝶滝、雌蝶滝も展望できる場所があったようですが、それは後から聞かされました。
既に時間との勝負だったため、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
チェック

津室沢大滝

2016.06.08(Wed)

群馬県沼田市にある「津室沢大滝」

正式には無名のようですが、その筋?では知られている隠れた美瀑です。
百四丈の滝で御一緒した滝仲間Mさんから以前から「ぜひその美しい姿を撮ってほしい滝」と言われていて、今回同行していただきました。
訪問は、6月5日です。

<アクセス>
国道120号から平川小学校方面に入り、道なりにしばらく進み、平川不動滝のある古瀧庵不動尊の看板もやり過ごして更に進むとY字の分岐路がありますが、右に進みます。
今回は落石等はかなり少なかったですが、元々落石の多いエリアなので注意は必要です。
舗装された林道終点部分に車止めゲートがあり、手前の退避スペースに駐車し、スタートします。

<アプローチ>
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林道をしばらく進みます。基本的に、泙川(ひらかわ。旧名たにがわ)沿いのほぼ平坦な道ですが、ところどころ崩落が見られます。
約20分で1つめのトンネルがあり、更に約35分で2つめのトンネルがあります。ここを過ぎると間もなく沢に降りる道があります。
仮に三重泉沢橋に出てしまったときは少しだけ通り過ぎています。
降りた先の沢は三重泉沢で、泙川の枝沢となっており、これを下ると間もなく現われる堰堤を降ります。

ちなみにこの日、事前の天気予報では芳しくなかったのですが、当日になると予報が変わり、うってかわっての青空でした。
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三重泉沢から泙川本流に出合うと、とても綺麗なエメラルドグリーンの清流となります。
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この本流を遡るとすぐに、右手に枝沢が見え、ここが目的の津室沢です。
出合い部分に1mほどの小滝があり、その奥にゴルジュが確認できます。この部分が3段25mの滝となっていて、ルート上で一番の難所となります。
ここは後から見に行くことにして、津室沢の右岸を尾根筋に沿って急登して高巻きます。
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(もう1人の同行メンバーPさんからお借りした写真)

木の根や岩を利用しながら慎重に進みます。
途中、3段25m滝を俯瞰できますが、なかなか格好良い形をしています。
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この先もそれほどの難所ではありませんが、かなりの急斜面となる部分も多く、慎重に進む必要があります。
25m滝を高巻いて沢に降りますが、地形の関係で約70m高度を上げてから約30m沢に向けて降下することになります。
そのため、場所によっては、滑落すれば命の保証はありません。
なお、ところどころピンクテープ、踏み跡、ワイヤー、残置ロープの残骸があるので、それを目印にしましょう。
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沢に降りて遡るとすぐ小さな段瀑があり、なかなか綺麗です。
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滑床を進むと間もなく、小さなゴルジュに5m滝があり、小ぶりながらも見事です。
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ここは少し手前の右岸から簡単に巻けます。
更に滑床を進んでいくと、トータル約2時間で、目当ての津室沢大滝に到着です。

3段で45m、個性的な滝が多い群馬県にあって、珍しく端正で美しい見事な滝です。
ただ、その中でも個性はあり、控えめながらしっかり自己主張はする清楚な素晴らしい滝です。
左岸、右岸、正面と、見る位置によって印象は異なります。
どちらかというと右岸側が水量の多い主瀑で、左岸側は水量が少し劣る分岐部分といった感じです。
この写真では伝わりませんが、実際に目にすると規模と美しさに見惚れます。
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約1時間半の滞在後、今度は3段25m滝を目指します。
往路同様に慎重に尾根筋をトラバースし、まずは俯瞰できる場所へ。
この辺からザイルを垂らせば安全に行けそうですが、トラバースしつつ降りる感じになりそうなので、いったん津室沢出合いの1m滝上から右岸沿いに進みます。
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3段目は深い滝壺で左岸は進めないので、右岸の一択ですが、堆積した落ち葉と柔らかい地面、ホールドしづらい岩に難儀します。
強引に行けそうですが、帰りを考えると、慎重なルートシミュレーションが必要です。
今回は案内してくれたMさんが、強行突破の後、ザイルを垂らしてくれました。
突破後に急勾配の岩肌をトラバースすると2段目の滝壺に出ます。
岩沿いにへつりながら、進むと反対側に出ることができます。
ここからだと落差をあまり感じることはできませんが、切り立った断崖を抉るように落下する姿は見事でした。
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なお、津室沢の川床は見た目ではあまり分かりませんが意外とフリクションが弱く、滑りやすいので、フェルトが一番グリップが効きそうでした。
一方、尾根筋の高巻きを考えるとラバーソールが良さそうです。
ラバーのステルスソールのキャニオニングシューズで行きましたが、トータルではアクアステルスにすれば良かった気もします。

ともあれ、これだけの美瀑に出逢うことができ、大満足の行程でした。

同行いただいたMさん、Pさん、ありがとうございました。
併せて、好きな滝を目の前にすると撮影に没頭してしまう悪い癖が出てしまい、御迷惑をおかけしました。
懲りずに、またよろしくお願いします。
チェック

鼓滝

2015.12.06(Sun)

福島県福島市にある「鼓滝」

高湯不動滝の下流に位置し、情報も少なくあまり知られていない幻の滝とも言えます。
訪問は、11月28日です。

<アクセス>
県道70号から信夫温泉方面に入り、さらに林道を進みます。基本的に舗装されていますが、廃道となっており、道も狭い上、落石等も多いので、注意が必要です。県道から約1.5キロ進むと、急な左カーブの約100m手前に大きな倒木があり、その前のカーブ付近に駐車してスタートします。

<アプローチ>
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廃林道をしばらく進みます。
舗装されており、ところどころガードレールのある道ですが、廃道ゆえか、崩落、欠損、落石、倒木、藪等が見受けられます。
最初の分岐は、上(右)に進みます。藪が多くて道に見えないかもしれませんが、気を付けていれば見落としはないでしょう。

約10分進むと、大規模な崩落と倒木があり、強行突破も可能だと思いますが、右上から小さく迂回したほうが安全です。
なお、迂回ルート上にはまるで邪魔するかのようにバラ科の木がたくさんあります。

次に出てくる分岐は、下(左)に向かいます。
堰堤が見えたら、木の根等を利用して数メートル下の沢に降下しますが、斜面の足場は意外と脆いです。
なお、ここまでで約2キロ、時間にして約40分です。

沢に下りたら、あとは上流を目指して進むだけですが、渡渉するなり、左岸を進み続けるなり、沢を遡上するなり、それぞれ進みやすいルートを選びましょう。
ところどころ巨岩もありますが、難所はありません。
沢に下りてから約500m、時間にして約20分で滝前に到着です。

落差約40mあり、豪快な部分と繊細な部分も垣間見えるような複雑な形状で流れ落ち、しかも下段付近の抉れ、周囲の深い滝壺と岩肌と相まって、なかなか見事です。
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アプローチ上、ルートは荒廃し、藪が多いことから落葉時期を狙いましたが、緑か紅葉に彩られた姿を見たいと感じます。
マイナーだけれど、とても美しい滝です。
訪問する人も少ないことから、滝前はありのままの雄大な自然を体感できます。

なお、帰路につこうとした矢先、岩の上に動物の糞がありました。大きさと形状から、「もしや?」と思いましたが、案の定、ツキノワグマのものだったようです。結構新鮮だったので、同日の朝、あの辺を徘徊していたのでしょうか。
情報によるとあの辺りは熊の巣穴も多いようです。
難所はありませんが、むやみやたらに彼らのテリトリーを侵すべきではないと思いますし、行くにしてもそれなりの装備・意識でアタックすることが大事でしょう。
チェック

柳沢(赤岩滝、黒岩滝、天女滝)

2015.11.16(Mon)

栃木県日光市にある「柳沢」

奥日光の西ノ湖手前にある沢で、赤岩滝、黒岩滝、天女滝のほか、無名でも様々な滝が楽しめる沢です。
訪問は、10月3日です。

<アクセス>
国道120号沿い、戦場ケ原手前の赤沼車庫の駐車場から低公害バスに乗り、西ノ湖入口で下車し、ここからスタートします。

<アプローチ>
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しばらくは林道歩きが続きます。
基本的に、赤岩滝の案内に従って進めば良いので、そこまでは迷うことはありません。
歩き始めて50分くらいで、本流を渡渉し、今度は右岸を進みます。
そこから30分ほど進み、左岸から流れ込む沢のほうに進むと赤岩滝ですが、今回は、先に黒岩滝と天女滝に向かいます。

この辺りからは、道もなくなり、沢の遡行になります。
規模はそれほど大きくないながらも色んな滝があり、直登、高巻きなど、自由なルート選びもできます。
ただ、数年前に比べてかなり崩落が進んでおり、地形の変化も感じました。

約1時間進んだところで沢の分岐があります。
地形図には沢の表示はありませんが、左岸から流れ込む枝沢に入ります。
約20分ほど進むと、比較的規模の大きな末広がりの分岐瀑が現われます。
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右岸・左岸どちらからでも行けると思いますが、左岸のほうが掴む木もありますし、岩のホールドも効きやすいです。
この滝を越えたすぐ先に、もう少し小さいですが似たような滝があり、ここも左岸のほうが突破しやすいと思います。
更に進むと間もなく、左岸からなかなか見事な滝が落ちており、奥にも滝が連なっています。
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バスの時間の都合もあるので、前回の訪問時から気になっていましたが、今回も横目にしながら本流をそのまま進むとすぐ黒岩滝に到着します。
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黒岩滝は、撮影が難しいですが、複雑な形をした綺麗な分岐瀑です。
ここから右岸の藪を強引によじ登っていくと、黒岩滝の落ち口に出るので注意して降り、そこから間もなく、天女滝に到着します。
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この滝は、「日光四十八滝を歩く」で「天女が空に舞いあがるかのような滝」と紹介されている無名の滝ですが、通称・天女滝で通っている美しい滝です。
ここまで、途中の撮影も含めて約4時間です。
まだ下流部は紅葉には早かったですが、天女滝は紅葉に彩られ、絶景に出会えました。

帰路は下る一方なので時間は短縮できますが、特に黒岩滝前まで降りるところと2つの末広がりの分岐瀑を降りるところは注意が必要です。
基本的に往路と同じルートですが、大きいほうの分岐瀑は、不安があれば藪の中を掻き分けて降りたほうが安全でしょう。

天女滝から約1時間40分で赤岩滝への分岐に到着します。
定石なら濡れないように進むところですが、赤岩滝は今回で4度目なので、沢からそのまま進めるところを行くと、約10分で赤岩滝に到着です。
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やはりその落差と水量、そして周囲の景観には毎度圧倒されます。

この柳沢、唯一の難点は、低公害バスの時間に制約されるところですね。シーズンオフならともかく、ここから赤沼車庫まで舗装路をひたすら歩くのは避けたいところですから。
往復の時間を考えると、早朝運行便がある時期の休日が望ましいでしょう。

黒岩滝・天女滝まで行くなら沢靴など、それなりの装備に加え、ある程度の経験は必要ですが、行く人も少ないことから大自然に向き合うことができる行程はとても楽しめます。
チェック

百四丈滝

2015.10.04(Sun)

石川県白山市にある「百四丈滝」

白山の加賀禅定道から見ることができる…とはいえ、見るにはかなりの時間を要する、滝界ではある意味ステータスの一部にもなるであろう名瀑です。
人の縁というか、ひょんなことから私も行くことになりました。
訪問日は、9月20-21日です。

<アクセス>
国道360号からゴンドラリフト山麓駅を目指し、さらにそこから林道を進んで、加賀新道の起点である駐車スペースに駐車して、ここからスタートします。

<アプローチ>
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※ダウンロードしていただくと、大きく表示できます。
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基本的に、登山道の行程が約3分の2、残りが道なき道を突き進む行程です。

加賀新道から登山道を進み、ハライ谷からの桧新宮参道からと合流(約1時間50分)し、加賀禅定道を進みます。禅定道…いわゆる修験道でもあり、平坦な道のりでないことは推して知ることができると思います。
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起点と、途中の標識
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加賀新道と桧新宮参道との合流地点の看板

結構なアップダウンを繰り返しながら、5時過ぎのスタートから約4時間20分で奥長倉避難小屋に到着します。
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この先の美女坂が結構な勾配で、登山道の中で一番キツい場所です。
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美女坂頭

約2時間で百四丈滝展望台に到着です。
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残念ながら、ガスでほとんど見ることはできませんでした。
ここから30分ほどで天池に到着です。
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いよいよ、「道」と別れを告げます。

ここからの行程が一番の問題で、それまでは体力さえあればちゃんとした登山道なので、誰でも行けます。
ですが、この後は、道のない場所を強引に降下して滝下に向かうことになるので、現地の地形を判断できること、地形図を読めること、そしてGPSで現在地を把握できること…この3つのいずれも必要となります。
最初のうちは薮も低いので、その中の比較的進みやすそうなところを強引に降下します。
GPSにより現在地を把握しつつ、地形図、現地の地形から岩のゴロゴロした水流跡を見つけます。
ここからしばらく降下を続けますが、そのまま進むと崖に突き当たるので、巨大岩を過ぎた辺りから適当な目星をつけ、小尾根を越えて隣の水流跡を目指します。
はっきり言って、激藪、灌木そして小高木の中を強行突破するので、歩き良さそうな場所なんてどこにもありません。
突破すると、百四丈滝が目に飛び込んできます。
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この辺から、水が流れているので、急傾斜の沢を下っていくことになります。
そうして降下開始から約4時間でようやく百四丈滝に到着しました。
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滝の迫力はもとより、岩盤の圧倒的迫力は凄まじいものがあります。
基本的に美瀑LOVEで、直瀑に萌えるわけじゃないのですが、直瀑好きにはたまらない空間だと思います。
思い残す点があるとすれば、水量が多すぎて、登山靴のみでは直下に近寄ることができなかったことでしょう。

降下は、スムーズなら3時間程度だと思いますが、地図読み等をしながら慎重に進んだこと、一度降下しすぎたこと、小尾根越えポイントを探すのに時間がかかったことで4時間くらいでした。
ただ、やはり奥深い山中であることを踏まえ、行程には余裕を見てプランニングすることが重要です。我々は余裕を見た行程を組んだにもかかわらず、結果的には到着したのが日没間際でした。

数枚撮影後、寝床となるツェルト設営を済ませ、夕食準備をしているとすぐに暗くなりました。
なお、スペースですが、一枚岩とその下に石がゴロゴロした平場が少しあるので、一枚岩に1人、その下の平場に1-2人といったところです。
滝前はかなりの寒さと強風で、ツェルトポールが倒れること数回でした。
夜中、ふと顔を出すと満天の星空…轟音でいずれにしろほとんど眠れそうもなかったので、星空&滝の撮影をしていました。
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翌朝、朝食後、少しだけ撮影をしました。
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名残惜しいですが、いつまでも長居することは、この日のうちに帰れないことを意味するので7時頃出発。
下からなので基本的にルートの目星はつけやすいですが、やはりそれも視界があるところまで。
地形図をもとに地形の落ち込んだ水流跡をできるだけ進みますが、大岩が目に入ったら、その少し上を高巻くようなイメージで左へ進み小尾根を越えると良いと思います。
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水流跡が姿を消したあとは、藪を掴んで登るのみと考えていましたが、なかなか先に進めないところも多く、色々移動しながら行けそうな場所を探してはそこに進むということを繰り返して4時間半ほど(休憩30分ほどを加え、実質5時間)で天池に到着しました。

既に1時を過ぎているので、昼食をちゃんと食べていると日没には間に合わないので、携行食のみで済ませて下山開始です。
わずかばかりの小休止を挟みつつ、夕方5時過ぎに駐車スペースに戻りました。

歩いていた時間は、往路11時間、復路9時間半ほどですが、休憩、食事、そしてルート選び等を考慮すると、それぞれ12-13時間は考慮したプランが必要です。
また、重要なポイントとなる水場ですが、桧新宮参道側に一か所、御仏供水がありますが、加賀新道から行くのはある意味、寄り道ですし、奥長倉避難小屋にも近くの水場の絵がありますが、場所も分かりませんでしたし、何より普段は枯れているとのことです。したがって、滝から流れてきた沢水を汲んで煮沸して帰りの水とするのがベターではないかと。
なお、秋口だったことあり、水は思いのほか消費せず、往復ともに2リッター弱ほど飲んだくらいで済みました。

これほどの大行程、滝前泊ともに初めての体験でしたが、一生忘れることのない貴重な経験、そして思い出になると思います。
併せて、声をかけてくれ、そして同行いただいた戦友(滝仲間)には感謝の言葉が尽きません。自分一人だけだったら、と思うとゾッとします。
チェック

湯川渓谷

2015.08.07(Fri)

福島県二本松市にある「湯川渓谷」

安達太良山塊には数多くの滝がありますが、そのうち一度に数多くの滝を楽しめる渓谷です。
名のある滝は5つで、登山道からも見ることはできますが、それでは面白みがないので、沢登りで踏破してきました。
訪問は、8月1日です。

<アクセス>
国道459号から県道354号に入ると、間もなく安達太良山塩沢登山口駐車場があります。ここに駐車し、登山道からスタートします。

<アプローチ>
遡行図

登山道を約15分進み、分岐の馬返しを右に向かい(①)、3分ほどで沢に出たら入渓します(②)。
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40分ほど進むと、最初の5m小滝が現れます(③)。右岸・左岸どちらでも行けそうですが、右岸の直登で簡単に突破でき、4分ほど進むと、2mほどの綺麗な段瀑が見えます(④)。
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更に40分ほど進むと、三階滝F1・F2に到着します(⑤)。
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残念ながらF3はこの位置から見ることはできません。
ピンクテープを頼りに右岸を登ると、登山道から続く踏み跡が見えます。
少し上流部へ進むと梯子があり、これを使って踏み跡から三階滝F3に出ることができます(⑥)。
なお、三階滝をそのまま登ることもできるようですが、ザイル等があったほうが良さそうです。
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ここから渓流瀑帯(⑦)となり、この前後にはいくつか釜があり、腰上くらいまで浸かりそうな場所もあります。底が見えないときは、左岸を高巻いて降下したほうが良いかもしれません。
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渓流瀑帯から20分ほどで相恋の滝が見えてきます(⑧)。
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ここから穏やかなナメを進むと10分ほどで八幡滝(⑨)です。
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いよいよ湯川渓谷の核心部に近づいてきたところで、二股に分かれますが、その出合い右股にかかるのがこの八幡滝です。

ここの左岸から簡単に登れるので、あとはしばらく傾斜のあるナメを進んでいくと10分ほどで中の滝です(⑩)。
ここも左岸から登れますが、岩が滑りやすくなっており、帰路は左岸の踏み跡を使って藪漕ぎで迂回したほうが安全です。
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10分ほどで斜瀑があり、ここは天然のウォータースライダーとも呼ばれるようです(⑪)。
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このあと10分ほどで最後の滝、霧降の滝に出会えますが、途中に大規模な倒木地帯があります。
八幡滝から中の滝を経由して霧降の滝まで向かうコースは、以前は登山道の1つのコースとなっていましたが、今では危険につき廃コースとされていますから整備されることもないでしょう。
倒木等が進めば、いずれ霧降の滝まで向かうルートも寸断され、幻の滝と化してしまうかもしれません。
こうして到着したのが、このコースの最終地点、霧降の滝です(⑫)。
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湯川渓谷のクライマックスを飾るにふさわしい、見事な滝で、見ていてまったく飽きることがありませんでした。

ここまで約3時間の行程でしたが、帰路は八幡滝まで下ってから登山道に出て、そこから下山してきました。
駐車場まで約1時間20分でしたので、往復4時間20分、休憩・撮影等も含めると、約6時間程度の行程となります。

完全に沢を進むも良し、危険を感じたら部分的に巻くも良し、なかなかバリエーションに富んだ楽しいコースです。
なお、沢コースを進むなら当然に沢靴必須ですし、ヘルメットもあったほうがいいです。
岩肌は場所によって地質が異なるようで、グリップが良く効く場所もありますが、上流部の黒い岩は苔によるヌメりがかなり強く感じました。ソールはアクアでもフェルトでも大丈夫でしょうけれど、総じてみるとアクアのほうが良いかもしれませんね。
また、なくても大丈夫ですが、もしものために補助道具(スリング・カラビナ・ハーネス・ザイル等)はあると安心でしょう。
チェック

布引の滝

2015.06.18(Thu)

栃木県日光市にある「布引の滝」

日光のみならず、全国レベルで見てもかなりの規模の、美しくも雄大な巨瀑です。
辺りを取り囲む岩壁とのコラボも見事です。
訪問は、6月6日です。

<アクセス>
県道23号を西進し、川俣ダムの少し手前、野門地区の「家康の里」方面に入ります。
温泉宿、民家が並ぶ集落を過ぎて間もなく、駐車場があります。
一時期は、林道終点まで車で行けたので、前回訪問時はかなり短縮できましたが、これが本来のスタート地点です。
なお、以前はもう少し先の九十九折の辺り(頑丈なゲートあり)がスタート地点だったようですが、現在のスタート地点付近はゲートこそ空いているものの、監視カメラが設置され、画像が自動転送されるようなので、あえて次のゲートまでの短い区間のために危険を冒すつもりはありません。
駐車場で身支度を整え、林道歩きスタートです。

<アプローチ>
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件の監視カメラ地点からスタートし、ここからひたすら高度を上げながら6キロの林道歩きです。
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途中のゲート。頑丈で、南京錠でロックされています。
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なお、この日、宇都宮ナンバーの車が2台、林道終点にいて、初めは工事か作業関係者かと思いましたが、滝に行っていたようなので、関係者の伝手で通行許可免罪符を持っている人はいるようです。
というか、それを認めるなら一般人にも通行を認めて欲しいものです。

約1時間45分ほどで林道終点に到着します。
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ここまでで約500m高度を上げています。
高度を上げながらのアスファルト舗装路歩きは、意外と足に負担がかかります。
なお、2.0kmとありますが、実際の歩きはここから3kmほどです。

さて、ここから遊歩道という名の、荒廃した道歩きが始まります。
明瞭な踏み跡を進み、約100m高度を上げたところで、分岐があり、沢方面に向かう左の道が滝へのルートです(足元に一応看板はあり)。
ここから一気に高度を下げるのですが、丸太組みの階段は土が抉られ、階段の体を成していませんので、丸太に足をおかず、抉られた地面を慎重に歩を進めます。
ときには丸太に足を置かざるを得ないようなところもありますが、濡れているとかなり滑るので、一歩間違えると滑落します。
途中に2か所ほど沢があり、前回は一つ目の沢で喉を潤しましたが、最近は特に鹿の数も増えていますし、上流で何があるか分からないので、飲まないか、濾過して飲むほうが良いでしょう。
下りきると、苔に覆われた空間が広がりますが、以前より雑草が生い茂っていた印象を受けました。
ここにはベンチもあるので、森林浴を兼ねて休憩すると良いと思います。
この辺からはピンクテープを頼りに苔生した岩の上を歩きます。
雨後などは少し滑るのと、浮石ではないものの誤って岩の隙間に足がはまってしまうと大変なので、多少の注意は必要です。
次第に沢の音が近づき、間もなく残置ロープがあるので、ここから沢に降下します。
この残置ロープ、古いナイロン系なので、頼らず補助程度にしたほうが良いと思いますし、使わなくても問題はないでしょう。
ここから左岸を進みます。岩を乗り越えながらですが、浮石が多いので、油断はできず、一歩一歩注意は必要です。むしろ、沢を登っていくほうが危険は少ないかもしれません。

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少し進むと前衛滝がありますが、この少し手前の左岸に残置ロープがあるので、これを利用しながら、前衛滝を高巻き、トラバースしながら進むと、遊歩道入口から約1時間10分ほどで到着します。
なお、ここの高巻き&トラバースに関しては、前回訪問時よりはロープが増え、ルートも明瞭になっていました。

左岸、右岸、正面、裏見と、色んな角度から楽しめます。
軽登山靴でも良いですが、サンダル等を持参するか最初から沢装備で行ったほうが良いと思います。
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絶壁に覆われた空間、そして3段に優雅に落下する姿は、やはりとても美しいです。
そして、優美でありながら、力強く、壮大な流身を見せてくれます。
何時間でもこの滝に抱かれていたい・・・そう思わせてくれる素晴らしい滝で、決してお気軽滝ではないけれど、頑張って行ったことに見合う以上の感動を味わえると思います。
チェック

三十三尋の滝

2014.11.04(Tue)

群馬県みなかみ町にある「三十三尋の滝」

別名・百尋の滝とも呼ばれますが、あまり知られていない秘瀑の部類に入ると思います。
落差は約30m、とりわけ大きいと言う訳ではありませんが、周囲の環境、景観ともに、なかなか良い場所です。
訪問は、11月2日です。

<アクセス>
国道17号を西進し、猿ヶ京温泉を過ぎた後、新三国大橋を渡って間もなく、県道261号に入り、更にすぐに案内に従って合瀬大橋方面に進みます。合瀬大橋を過ぎて約700m、十字路になっており、西川支流の右岸に沿った林道に入ります。
ここからしばらく道なりに終点まで進みますが、この林道は、狭隘な悪路なので、小型で車高の高い車だと安心です。
終点は数台分の駐車スペースとなっており、ここが起点になります。

<アプローチ>
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駐車したところから沢に下り、あとは沢筋を遡行します。
途中、倒木があったり、深みもありますが、基本的に沢の水は澄んでいるので、両岸の砂礫・岩の上を歩くより、沢靴で沢の中を歩くほうが楽ですし、楽しいと思います。
アクアステルスの沢靴で何箇所か、若干滑る場所があったので、フェルトのほうが相性は良いのかもしれませんが、どちらでも問題ないでしょう。
沢はナメ床になっている部分もあり、危険箇所はありません。

なお、三十三尋の滝手前の左岸には、ちょっと奥まった場所に滝がありますが、普段はほぼ流れていないと思われます。セキヤ沢出合いの滝としているHPがあったので、自分のHPでもそれを採用しましたが、実際は無名かもしれません。

歩き始めて約15分で絶壁に囲まれた三十三尋の滝に到着します。

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左岸にはかなり水量が少ないものの無名瀑があり、中間付近の岩が抉れているので、そこから裏見をしながら三十三尋の滝を見ることもできます。
岩肌に沿って少しずつ形を変えながら落下する、なかなか味わい深い美瀑です。
手軽ですし、周囲の景観と併せて楽しめるので、初心者にもお勧めです。

注意点は、林道終点までの走行と、このエリア一帯が吸血鬼の巣窟になっていることです。
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不帰の滝

2014.10.26(Sun)

宮城県蔵王町にある「不帰の滝」

「かえらずのたき」と読み、滝名の由来は蔵王町観光協会HPによると、『滝の名前の由来は、その昔、ここに鬼ばばが住んでいて登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としました。そこで、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説があります。』とのことです。
どちらも分かる気はしますが、直下から見た実感としては、圧倒的に「見惚れる」説に共感します。

以前は滝壺に行こうとは思ってませんでしたが、最近知り合いが結構行っていることもあり、行きたいと思っていたところに滝仲間から声がかかり、2人でアタックしてきました。

この日は以前から思うところがあり個人的にはあまり外出したくなかったのですが、何ができる訳でもなく、行けるチャンスは多くないかもしれないので、決行しました。
訪問は、10月25日です。

<アクセス>
県道12号沿い、蔵王寺の向かい側にある登山者用駐車場に駐車でき、ここが起点になります。

<アプローチ>
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駐車場の一番奥、看板のあるところが入口になっています。
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舗装された登山道を進み、しばらくすると朽ちた運搬用ケーブルがあり、右手にはベンチとテーブルがあります。
ここから左手が登山道となっており、九十九折の道を下っていきます。濁沢まで約180mほど高度を下げますが、勾配は急ではないので、それほど大変ではありません。
途中、振子滝が展望でき、ここからは不帰の滝への前衛滝のうち1つめも見えます。
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濁沢に出ると、そこから橋がかかり登山道が続きますが、そちらには進まず、ひたすら沢か、沢沿いを上流に向かっていきます。
1つめの前衛滝が見えたら、左岸から巻きます。岩はホールドしやすいとの情報でしたが、すぐ横の斜面を木を利用しながら簡単に突破できます。

更に沢を進むと、右岸が崩落によるガレ場となっており、ここから2つめの前衛滝が遠望できます。この突破方法はいくつかあり、前衛滝右岸をよじ登る、すぐ手前の崖をよじ登る、ガレ場の斜面をよじ登る等、人それぞれです。
私達はガレ場ルートを選びましたが、浮石が多く、すぐ崩れるので注意は必要です。できるだけ左右の端を通るほうが良いと思います。トラバースするときは、しっかりした岩を見極め、早めに突破したほうが良いでしょう。
私はガレ場の右側から、途中、藪の中に入り木を利用して登りました。
沢から100m弱、高度を上げてから、藪の中をやや下るようにトラバースしていくと、全景が見えます。
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ここから足場に注意しながら下って行くと、意外と簡単に滝壺まで降りていくことができます。

所要時間は、駐車場から濁沢まで約40分、更に滝壺まで約40分、計1時間20分ほどでした。

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駒草平からの展望だけでも、見事な滝であることは分かりますが、滝壺まで行くと、既に別次元の凄さがあります。
退いて全景を楽しむも良し、寄って右岸・左岸・正面から楽しむも良し・・・見る角度で姿が異なるので、まったく飽きることがありません。
蔵王随一の名瀑ですが、全国でも屈指の名瀑と言っても過言ではないと思います。
約1時間、のんびり滝を楽しんだ後、離れがたいのを堪えつつ、帰路につきました。

訪問に当たっては、滝仲間のHPやブログを参考にさせていただきました。
双門の滝以来、「危険」の感覚が麻痺しているのは事実ですが、思いのほか危険はありませんでした。
「2つめの前衛滝をどう越えるか?」が肝で、これは往路・復路どちらにも言えますが、ルートさえ間違わなければ、怪我で済むので、そこは気持ち的に楽でした。双門の滝みたいに、落ちたら確実に屍と化す訳ではありませんから。
岩が落ちてくるとか、ガレ場で岩もろとも滑落とかすれば死が待っているでしょうが、近くに三途の川があるので、あちらの世界へは早いでしょう。

ただ、一般向けではありませんので、安易な気持ちでは絶対にアタックするべきではありません。
行かれる方は、あくまで自己責任でアタックしてください。
安全対策として、ヘルメット必須、アクアステルスの沢靴推奨です。

※現在、すぐ上にある御釜が白濁したことを含め火山活動情報が出ていますので、注意が必要です。
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百選滝に到達して

2014.09.01(Mon)

滝めぐりを始めたきっかけは、2007年に放送されたTVチャンピオン滝通選手権でした。
同時期、一眼レフを買ったこともあり、この放送で「滝って良いな」と思い、趣味のカメラと併せ、軽い気持ちで始めた滝めぐり・・・

幼少期に行ったものを除き、2007年夏以降が始動ですが、本格的には2009年夏前からとなります。
2009年より前に行ったところは、軒並み再訪問しているので、実質2009年からとも言えます。

この2009年、自分のHP・某SNSで前述の滝通選手権優勝者・出場者と交流を持ったこと、いわゆるオフ会に参加したこと等から、色んな滝仲間に触発された時期でもあるので、この辺が大きなきっかけになっています。

そうはいっても、百選滝へのこだわりは初めからそれほどなく、初期こそ数を重視しましたが、基本的に逢いたい滝に逢いに行くスタイルで、百選は8割くらい行ければというのが当初の目標でした。
それが、残っていた西日本(特に中国・四国・九州地方)遠征で気がつけば97本となり、北海道の賀老の滝、奈良県の双門の滝、沖縄県(西表島)のマリュドゥの滝が残っていました。

賀老の滝はともかく、双門の滝コースは死亡事故も多く最難関と言われることもあり、行くつもりはなかったですし、西表島も国境近くという遠さから放置していました。
でも残り3本まで来てしまったので、とりあえず区切りとして2013年秋から訪問を計画し、同年秋、まずは最難関の双門の滝へ。そして、残ったのは北海道と沖縄、両端。最後をマリュドゥの滝にはしたくなかったので、2014年、3月にマリュドゥの滝に行き、8月に最後の賀老の滝に行ってきました。
2014年8月30日、無事、百選滝をすべて周り終えました。遠望だけの滝もありますし、案内してもらって行った滝もありますので、あえて「制覇」という言葉は使わず、「到達」に留めたいと思います。

この百選めぐり最後の旅、本当ならもっと感慨深く、感動もあったと思いますが、色々と悩み事を抱えてかなりメンタルが低下している真っ最中になってしまいました。行かない選択肢もありましたが、既に飛行機・レンタカー・宿を予約してあったため、半ば義務的な感じで行くことになってしまったのが残念ですけど、自分らしい間の悪さか、厄年の影響か、そういう巡り合わせと思って諦めます。

足掛け5年ほどで百選滝はすべて周り終えました。
もともと根っからのインドア派だったのが、滝めぐりを始めたことによりアウトドア派になってしまいました。まさかこうなるとは昔の自分では想像もつかなかったです。
ともあれ、他の趣味に手を出すつもりもないですし、これからは、時間の取れる範囲で、好きな滝に逢いに行って写真に収めるスタイルで滝めぐりを続けて行きたいと思います。

最後に、これまで色々と御一緒してくれた各地の滝仲間に感謝の言葉を・・・。
ありがとう、そして、これからもよろしく。

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(百選滝のラスト、賀老の滝)
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プロフィール

すずき

Author:すずき
滝を求めて、趣味のカメラを携え、東奔西走しています。
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「ぶらり滝めぐり」

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