浄の滝

2016.10.16(Sun)

山形県戸沢村にある「浄の滝」

かつては秘境の滝でしたが、林道の開通によりアプローチはかなり容易になっています。ただ、以前はあった案内がなくなっていることから、駐車場までの道が分かりづらいと思います。日本離れした絶景は見事で、実際に見えるのは滝の一部ですが、それでも大自然の雄大さに圧倒されます。
訪問は、10月9日です。

<アクセス>
国道47号から戸沢村役場のやや西で県道57号に入り、ここから7キロちょっと、角川地区で郵便局先を今神温泉方面に右折します。
更に4キロ弱でY字路になっていて、今神温泉の案内が出ていますが、橋のたもと手前の右手に青い屋根の倉庫が見えるのでここを右に入ります。
少し進むと未舗装の林道になり、しばらく道なりに進むと、途中で右上に上がっていくY字路の分岐がありますが、砂利道を道なりに行くと、壊れた欄干の鉄橋を渡ります。
さらにしばらく走ると突然広い舗装された道路に出ますが、これは一部区間のみで、カーブする道を上がっていくとすぐ未舗装路に戻ります。
間もなく砂利道が二俣に分かれるY字路になりますが、ここは左上に進むとすぐに駐車スペースがあり、ここに浄の滝の案内もあるので、ここからスタートします。
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<アプローチ>
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基本的には遊歩道(登山道)になっており、ところどころで案内もあるので、迷うことはありませんが、一部崩落しているところもあるので、多少の注意は必要でしょう。
右手に堰堤を見ながらしばらく進み、沢の右岸に降り立ちます。
ここからも普段は右岸通しでその先の道に行けるようですが、訪問した日は、前日夕方から朝までかなりの雨が降ったことからかなりの増水で、しかも濁流だったことから川床が見えず、本流の中にある大岩の手前で一度渡渉しました。
更にここを過ぎたところから対岸に道が見えましたが、流れは早く、危険も伴いましたが、目を凝らし足場を見つけて渡渉しました。
なお、同行メンバーの1人はスパイク長靴で行ったため、浸水しないよう渡渉に苦労し、しばらく左岸沿いに進んでから何とか右岸に辿り着きました。
再び道なりに進むと階段を下りたところで枝沢を渡り、また道なりに進んでいくと、浄の滝が遠くに見えてきます。

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沢に出て道が途切れたところで、対岸に踏み跡が見えますが、そのまま進んでも木が邪魔をして見づらいので、ここから沢を溯上します。
間もなく滝直下に着きますが、やはり沢がかなりの増水をしており、直下まで行ったのは私を含め2人、残りの2人は少し引いたところまででした。

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最初にも書きましたが、日本離れした絶景は見事で、ゴルジュの間を形を変えながら落下します。直下からは最下段の約40mしか見えませんが、それでも大自然の雄大さは圧巻です。
訪問時は水量がかなりすごく、亀甲模様の特徴的な岩肌はほとんど確認できませんでしたし、立てるポイントはかなり限られてしまったので、撮影もほとんど決まったアングルからでした。
ここはぜひ通常の水量時に再訪問して、立ち位置を変えたり、岩を登ったりしてみたいところです。

なお、往路は、徒渉に少し手間取ったこと、全員が渡渉できるまでに時間を要したことから約1時間かかりましたが、復路は30分弱で戻れたので、通常のコースタイムで30分程度見れば着けるのではないかと思います。
行程の中で泥濘の部分が結構多いですし、通常なら長靴でも良いと思いますが、増水しているときは簡単に浸水するので全般的には濡れても問題のない沢靴のほうが良いかもしれません。
というより、増水時には行くのは危険を伴いますので、歩き慣れていない人は止めたほうが良いですし、仮にそれを強行して何かあっても自己責任という覚悟は持ちましょう。

こう書くと危険な行程と思われるかもしれませんが、通常時であれば片道30分程度で迷うこともなく、手軽に行ける滝で、しかも素晴らしい絶景が待っているので、ぜひお勧めしたい滝の1つです。
むしろ、駐車場に辿り着くまでがちゃんと確認していかないと撤退という可能性もあるかと思われます。

※追記
10月16日現在、滝仲間が行こうとしたものの、道路がかなり手前で鉄パイプで封鎖されていたそうです。
狙われる方は、あらかじめ戸沢村役場等に確認したほうが良さそうです。
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滝を求めて、趣味のカメラを携え、東奔西走しています。
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