湯川渓谷

2015.08.07(Fri)

福島県二本松市にある「湯川渓谷」

安達太良山塊には数多くの滝がありますが、そのうち一度に数多くの滝を楽しめる渓谷です。
名のある滝は5つで、登山道からも見ることはできますが、それでは面白みがないので、沢登りで踏破してきました。
訪問は、8月1日です。

<アクセス>
国道459号から県道354号に入ると、間もなく安達太良山塩沢登山口駐車場があります。ここに駐車し、登山道からスタートします。

<アプローチ>
遡行図

登山道を約15分進み、分岐の馬返しを右に向かい(①)、3分ほどで沢に出たら入渓します(②)。
DSC01266_00001.jpg DSC01267_00002.jpg
40分ほど進むと、最初の5m小滝が現れます(③)。右岸・左岸どちらでも行けそうですが、右岸の直登で簡単に突破でき、4分ほど進むと、2mほどの綺麗な段瀑が見えます(④)。
DSC01275_00003.jpg DSC01279_00004.jpg

更に40分ほど進むと、三階滝F1・F2に到着します(⑤)。
_DSF0008.jpg
残念ながらF3はこの位置から見ることはできません。
ピンクテープを頼りに右岸を登ると、登山道から続く踏み跡が見えます。
少し上流部へ進むと梯子があり、これを使って踏み跡から三階滝F3に出ることができます(⑥)。
なお、三階滝をそのまま登ることもできるようですが、ザイル等があったほうが良さそうです。
_DSF0010.jpg

ここから渓流瀑帯(⑦)となり、この前後にはいくつか釜があり、腰上くらいまで浸かりそうな場所もあります。底が見えないときは、左岸を高巻いて降下したほうが良いかもしれません。
DSC01299_00005.jpg

渓流瀑帯から20分ほどで相恋の滝が見えてきます(⑧)。
_DSF0016.jpg

ここから穏やかなナメを進むと10分ほどで八幡滝(⑨)です。
_DSF0026.jpg
いよいよ湯川渓谷の核心部に近づいてきたところで、二股に分かれますが、その出合い右股にかかるのがこの八幡滝です。

ここの左岸から簡単に登れるので、あとはしばらく傾斜のあるナメを進んでいくと10分ほどで中の滝です(⑩)。
ここも左岸から登れますが、岩が滑りやすくなっており、帰路は左岸の踏み跡を使って藪漕ぎで迂回したほうが安全です。
_DSF0031.jpg

10分ほどで斜瀑があり、ここは天然のウォータースライダーとも呼ばれるようです(⑪)。
DSC01304_00006.jpg

このあと10分ほどで最後の滝、霧降の滝に出会えますが、途中に大規模な倒木地帯があります。
八幡滝から中の滝を経由して霧降の滝まで向かうコースは、以前は登山道の1つのコースとなっていましたが、今では危険につき廃コースとされていますから整備されることもないでしょう。
倒木等が進めば、いずれ霧降の滝まで向かうルートも寸断され、幻の滝と化してしまうかもしれません。
こうして到着したのが、このコースの最終地点、霧降の滝です(⑫)。
_DSF0066.jpg
湯川渓谷のクライマックスを飾るにふさわしい、見事な滝で、見ていてまったく飽きることがありませんでした。

ここまで約3時間の行程でしたが、帰路は八幡滝まで下ってから登山道に出て、そこから下山してきました。
駐車場まで約1時間20分でしたので、往復4時間20分、休憩・撮影等も含めると、約6時間程度の行程となります。

完全に沢を進むも良し、危険を感じたら部分的に巻くも良し、なかなかバリエーションに富んだ楽しいコースです。
なお、沢コースを進むなら当然に沢靴必須ですし、ヘルメットもあったほうがいいです。
岩肌は場所によって地質が異なるようで、グリップが良く効く場所もありますが、上流部の黒い岩は苔によるヌメりがかなり強く感じました。ソールはアクアでもフェルトでも大丈夫でしょうけれど、総じてみるとアクアのほうが良いかもしれませんね。
また、なくても大丈夫ですが、もしものために補助道具(スリング・カラビナ・ハーネス・ザイル等)はあると安心でしょう。
スポンサーサイト
チェック

プロフィール

すずき

Author:すずき
滝を求めて、趣味のカメラを携え、東奔西走しています。
メインのHPはコチラ。
「ぶらり滝めぐり」

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑