布引の滝

2015.06.18(Thu)

栃木県日光市にある「布引の滝」

日光のみならず、全国レベルで見てもかなりの規模の、美しくも雄大な巨瀑です。
辺りを取り囲む岩壁とのコラボも見事です。
訪問は、6月6日です。

<アクセス>
県道23号を西進し、川俣ダムの少し手前、野門地区の「家康の里」方面に入ります。
温泉宿、民家が並ぶ集落を過ぎて間もなく、駐車場があります。
一時期は、林道終点まで車で行けたので、前回訪問時はかなり短縮できましたが、これが本来のスタート地点です。
なお、以前はもう少し先の九十九折の辺り(頑丈なゲートあり)がスタート地点だったようですが、現在のスタート地点付近はゲートこそ空いているものの、監視カメラが設置され、画像が自動転送されるようなので、あえて次のゲートまでの短い区間のために危険を冒すつもりはありません。
駐車場で身支度を整え、林道歩きスタートです。

<アプローチ>
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件の監視カメラ地点からスタートし、ここからひたすら高度を上げながら6キロの林道歩きです。
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途中のゲート。頑丈で、南京錠でロックされています。
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なお、この日、宇都宮ナンバーの車が2台、林道終点にいて、初めは工事か作業関係者かと思いましたが、滝に行っていたようなので、関係者の伝手で通行許可免罪符を持っている人はいるようです。
というか、それを認めるなら一般人にも通行を認めて欲しいものです。

約1時間45分ほどで林道終点に到着します。
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ここまでで約500m高度を上げています。
高度を上げながらのアスファルト舗装路歩きは、意外と足に負担がかかります。
なお、2.0kmとありますが、実際の歩きはここから3kmほどです。

さて、ここから遊歩道という名の、荒廃した道歩きが始まります。
明瞭な踏み跡を進み、約100m高度を上げたところで、分岐があり、沢方面に向かう左の道が滝へのルートです(足元に一応看板はあり)。
ここから一気に高度を下げるのですが、丸太組みの階段は土が抉られ、階段の体を成していませんので、丸太に足をおかず、抉られた地面を慎重に歩を進めます。
ときには丸太に足を置かざるを得ないようなところもありますが、濡れているとかなり滑るので、一歩間違えると滑落します。
途中に2か所ほど沢があり、前回は一つ目の沢で喉を潤しましたが、最近は特に鹿の数も増えていますし、上流で何があるか分からないので、飲まないか、濾過して飲むほうが良いでしょう。
下りきると、苔に覆われた空間が広がりますが、以前より雑草が生い茂っていた印象を受けました。
ここにはベンチもあるので、森林浴を兼ねて休憩すると良いと思います。
この辺からはピンクテープを頼りに苔生した岩の上を歩きます。
雨後などは少し滑るのと、浮石ではないものの誤って岩の隙間に足がはまってしまうと大変なので、多少の注意は必要です。
次第に沢の音が近づき、間もなく残置ロープがあるので、ここから沢に降下します。
この残置ロープ、古いナイロン系なので、頼らず補助程度にしたほうが良いと思いますし、使わなくても問題はないでしょう。
ここから左岸を進みます。岩を乗り越えながらですが、浮石が多いので、油断はできず、一歩一歩注意は必要です。むしろ、沢を登っていくほうが危険は少ないかもしれません。

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少し進むと前衛滝がありますが、この少し手前の左岸に残置ロープがあるので、これを利用しながら、前衛滝を高巻き、トラバースしながら進むと、遊歩道入口から約1時間10分ほどで到着します。
なお、ここの高巻き&トラバースに関しては、前回訪問時よりはロープが増え、ルートも明瞭になっていました。

左岸、右岸、正面、裏見と、色んな角度から楽しめます。
軽登山靴でも良いですが、サンダル等を持参するか最初から沢装備で行ったほうが良いと思います。
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絶壁に覆われた空間、そして3段に優雅に落下する姿は、やはりとても美しいです。
そして、優美でありながら、力強く、壮大な流身を見せてくれます。
何時間でもこの滝に抱かれていたい・・・そう思わせてくれる素晴らしい滝で、決してお気軽滝ではないけれど、頑張って行ったことに見合う以上の感動を味わえると思います。
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すずき

Author:すずき
滝を求めて、趣味のカメラを携え、東奔西走しています。
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